[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
6月中はわらびが盛りということで、わらび園の手伝いをさせてもらってました。
去年暮らしていた徳島でもわらびは採れたんですが、小国町のわらびを見てその太さと長さにびびりました。
他の山菜の種類も豊富で、「小国のものが一番美味しい!」といって求めてくる人も多いんだとか。
雪が多く積もった、栄養の豊かな山の土で育つからなのだそうで・・・そんな山菜をこっちに来てから毎日食べてます。なんという贅沢。
↑沼沢わらび園
地元の人たちのためのわらび園ですが、一般の人が入ることもできます。
観光わらび園ではないだけに、30キロも40キロものわらびを本気で採りに来る人が多いです。
選ばなければわらびはたくさん生えてるんですが、太くて長い、いいわらびを採ろうとすると限られてきます。
なので開園と同時によーいドンで、我先にとわらびの生えるポイントに走っていくような人も。
↑白子沢わらび園
こちらは観光わらび園なので団体さんがよく来ます。
お客さんにサービスで提供している、にしんでだしをとった山菜汁はめちゃくちゃ美味しいです。
ちなみに沼沢と白子沢のわらび園は山焼きをしていません。
なので草の丈が高かったり管理は大変なんですが、土が焼けないから味が良いと言って来てくれるお客さんも多いみたいです。
↑こちらは地域の人に山のわらび採りに連れて行ってもらったときの写真。
車で入れる道から1時間半ほど山道を歩いた林の中でした。
わらび園のように管理されている場所ではないので、杉林の中で藪をこぎつつわらびを探す感じです。
しかし、めったに人が入らない山のわらびだけに太くて長いものばっかりでした。しかも柔らかい。
大人の胸の高さまで伸びてもまだ開かないような立派なわらびもあってびびりました。
帰りは20キロほどのわらびを背負って山道を降りてきたんですが、重力の抵抗がものすごかった・・・
しかし、連れて行ってくれた方は私の2倍3倍の重さのものを背負っていて、私も試しに背負ってみたんですが、「立てたはいいけどこれで山道を歩くのは絶対無理」・・・という感じでした。山でちょっとでもバランス崩せば絶対転がり落ちて立ち上がれなくなる。
でも考えてみれば昔はわらび園のように管理された場所や車で通れる道もなかったのだから、こういう重いものを背負って山道を歩くのは当たり前だったんだなあと。
それでも一日中山の中にいて、のんびりとわらびを採るのは格別楽しかったなぁ。
山菜取りにはまる人がいる理由が分かる気がしました。
山の笹の葉はまだそんなに大きくなっていないんですが、今回は冷凍保存されていた去年の葉っぱで作りました。
昔は5月の端午の節句の時に、柏餅の代わりに笹巻きを作っていたそうです。
当然その頃は笹の葉も育っていないので、乾燥保存されていた去年の葉っぱを使うのも普通だったとか。