オグニッキ 山のキノコあれこれ 忍者ブログ
山形県小国町で見つけたおもしろいもの、 NPO法人ここ掘れ和ん話ん探検隊のイベント情報&活動報告なども。
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秋はキノコの季節というわけで、山に連れて行ってもらったり何かのついでの時などに、ちょこちょこと天然の山のキノコを教わってます。
この辺では天然のナメコやマイタケなどのおなじみのキノコも採れるんですが、生まれて初めて口にしたキノコもたくさんあったので少し紹介。

IMG_7192.jpgヌケオチ(エゾハリタケ)
高い所に生えるので抜け落ちて来たものを拾う、という意味で小国では「ヌケオチ」と呼ばれてます。
見つけても採り難い上、ヌケオチの生えるような太さのあるブナは山の奥まで行かないとないので、手に入れるのもひと苦労な高級キノコ。
町の方に連れて行っていただいて、真っ白いキノコを見つけたときは嬉しかったなぁ・・・
普通は味噌漬けにすることが多いそうですが、油いためや煮ても食べられると聞いたので試してみました。
くせや香りはほとんどないのですが、きのことは思えない固めのシコシコした食感が独特・・・地元の方が味噌漬けにしたものもこの食感が生きていて美味しかったです。

IMG_7229.jpgカラマツイグチ(ハナイグチ)
その名の通りカラマツ林に生えてました。
味噌汁に入れてみたらナメコのようなぬめりがあって、
ふわふわとしたやわらかい食感で美味しかったです。
油炒めでも美味しいそうで。
今度見つけたらそれも試してみようー
 
IMG_7238.jpg
オリミキ(ナラタケ)
オリミキは結構いろんな所で見つけました。
しかしいかにも普通のキノコという感じの特徴のない見た目なので、うっかり毒キノコと間違えそうで怖いです・・・
味の方もいかにもキノコという感じの味でした。地味なうまみがあります。
和え物でも炒め物でも味噌汁でも何でもいけそう。
でも少しもろいので壊れないように持ち帰るのはちょっと大変でした。
 
IMG_7418.jpg
ムラサキシメジ
あまりにも綺麗な紫色だったのでてっきり毒キノコかと思ってしまいました・・・
名前にシメジがつくだけあって、
味の方もシメジっぽくて美味しかったです。
炒め物、おひたし、味噌汁と試してみましたがどれもいけました。
 
IMG_7401.jpg
イモナメコ(スギタケ)
見た目はいぼいぼしてますがナメコの仲間らしいです。
味噌汁に入れたら少しナメコのようなぬめりもあったんですが、
ナメコよりも歯ごたえがある感じで美味しかったです。
これ好きだなぁ。
乾燥させてから煮物に入れてもうまみが出るそうです。
 
IMG_7213.jpg
スギワカ(スギヒラタケ)
杉林に生える真っ白で綺麗なキノコ。
香りも味もくせもほとんどないけれど、少しコリコリした食感で、おひたしにしたら美味しかったです。
お気に入りのキノコのひとつ。

しかしこのキノコ、腎臓の悪い方が食べると中毒を起こすこともあるんだそうです。

 
地元でキノコを採っている方の話によると、山の天然のキノコは毒キノコに限らず、料理する前に一晩くらい水にさらすんだそうです。
そうやって虫や毒気を抜かないと、人によっては腹を下すことがあるんだとか。
採れたて新鮮が必ずしも良いとは限らないんですね。

キノコに詳しい方が判別してくれたもの以外は食べないようにはしていますが、自分でも確認して少しずつ覚えながら山の幸を楽しんでいきたいものです。
 
 
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自己紹介:
平成23年度、山形県小国町の緑のふるさと協力隊やってました。
現在はNPO法人ここ掘れ和ん話ん探検隊で活動中。
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