オグニッキ 正月 忍者ブログ
山形県小国町で見つけたおもしろいもの、 NPO法人ここ掘れ和ん話ん探検隊のイベント情報&活動報告なども。
Admin / Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

遅ればせながら、小国の正月をちょっと紹介。

2ddb76a1.jpeg
沼沢の山神神社のまわりの木に下げられていたわら縄のようなもの。
「のさ」というんだとか。
山の神に供えられるもので、家にいる男の数だけ下げられるんだそうです。
のさを供える代わりに若木の枝を折って帰り、その枝は歳頭焼きのときに燃やすそうですが、家に囲炉裏やかまどがあった頃は、その年初めての薪として使ったそうです。
小正月に飾る「団子の木」も、木を切る前に山の神にこれを供えなければいけないそうです。
でも今は沼沢でも稲を作る人が少なくなったので、初詣にのさを持って来る人も少なくなったんだとか。
ちなみに白子神社のほうで祭られているのは白蛇の神なので、白子沢の人達は神社にのさを持っていかないそうです。
b15545fd.jpeg
25ddbc5d.jpeg
お正月に遊びに言ったお宅にお供えされていたお餅。
ここではお餅と一緒に干し柿や栗を供えることが多いそうで。
神棚だけでなくて台所やトイレなど家中あちこちに餅が供えられ、このお宅の場合は家の飾り物に対しても供えられていました。
右の写真は「おみだま」。
小さなおにぎりを12個とカヤの箸を12本(うるう年のときは13本)が供えられ、このおみだまを7日の日に七草粥にして食べるんだそうです。

以下正月料理あれこれ。
7c1fb202.jpeg
小国は雑煮餅といえばなめこやまいたけなどのキノコや鶏肉などを入れた醤油仕立てのつゆのものが多いです。
写真は元旦に食べた雑煮餅。
昔はゴボウだけの雑煮を食べたけど美味いもんだった~という話を聞いたので、元旦はそれでいただきました。ゴボウのだしや香りが出て美味しかったですー
まだ試してませんが、雑煮にすり胡桃を入れても美味しいんだそうです。
033775a6.jpeg
この辺ではよく味噌餅もつくそうです。
餅に味噌、砂糖、胡桃などを入れてこねたもの。
ここに来るまで食べたことなかったです。おやつにもなりそう。
 
6ac30620.jpeg
鯉の甘煮。
こっちの正月料理といえばこれだそうで、年末はお店にもたくさん並んでました。
鯉を食べたのも初めてでした。
骨まで柔らかくて美味いもんでした。

47a8f314.jpeg
数の子豆。
数の子と青豆、胡桃を一緒に塩で合えたもの。
こういう数の子の食べ方初めて知りました。
普通に食べるより好きかも。

 
 
PR
この記事にコメントする
Name :
Title :
Mail :
URL :
Color :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment :
Password :
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
HOME | 26  25  24  23  22  21  20  19  18  16  15 
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
カンダ
性別:
女性
自己紹介:
平成23年度、山形県小国町の緑のふるさと協力隊やってました。
現在はNPO法人ここ掘れ和ん話ん探検隊で活動中。
最新コメント
[11/16 カンダ]
[10/16 ギン]
[10/14 カンダ]
[09/05 starlightmoonshadow]
[09/01 カンダ]
ブログ内検索
バーコード
カウンター

忍者ブログ [PR]