[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
飯豊連峰はいつも下から眺めてはいるものの去年は全く登る機会がなく、実は温身平までしか行ったことがなかったんです。
さらに普段山仕事してるわりに今までまともな登山をしたことはなく、せいぜい日帰りでいける山とかハイキング程度しかしたことがなかったのでした。
けど体力的にも若さ的にも今が一番歩ける時だろうし、足悪くなる前に登れる時に登っときたいなと前々から思っていたので、今回ようやく飯豊山に登ることができました。
大日杉登山口から標高差約1500m、どうなるかと思いましたけど、いや、人間の足ってすげーなーと思いましたよ。登れてしまうもんですね。
きついことはきつかったんですが、いい景色とか花とか鳥とかがいれば結構気は紛れるもので。
というわけで以下はその時の写真。
何回シャッター押しても足りなかったです・・・初めてアカショウビンの姿見た時と同じくらい興奮しました。
のこぎりのような岩場の御秘所
朝の気温は-2度。本山小屋から山頂までの道には霜柱
山頂からの御来光。前日の雨がウソみたいに360度スカッと晴れた。
朝焼けとハイマツ
我等が小国町は雲海の下に沈んでました
雲海を目の前に歩く
岩場が続く剣ヶ峰。今でこそ面白かったけど子供の時なら足すくんでたなあ・・・
麓はまだですが山の上は紅葉がいい感じに
おが屑のジオラマにスプレーしたかのような景色だけどノンフィクション
熊狩りのときの絵を描いたりしたので、せっかくなのでアップしてみます。
今年の春、一度だけ熊狩りについて行かせてもらうことができたのでお礼のつもりで描いた絵。
狩りについていったとは言っても、山の神は女性だからなどの理由で、女は熊狩りに参加してはならないしきたりがあるので、もちろん勢子などにははまらず見立て場から見学、という感じでした。
上の絵は山を一望できる見立て場から双眼鏡で熊を探している時の様子。まだ残雪の残る、ブナの新芽も芽吹く前の頃です。
家の貧弱なスキャナに入らないサイズだったのでデジカメ画像で・・・
マタギの方々からすればそれこそ狩りのときに歩きつくしている山なので、背景の山を描くのも結構プレッシャーだったんですが、これが誰でこれがどの山だーというのがだいたいわかってもらえたみたいで安心しました。
山を知っている人と歩いていて山や沢の一つ一つに名前があることとか、こういう斜面には何が生えるかなどの話を聞くと、絵を描くときも地形の意味をちょっと意識するようになるので面白いです。
こちらは狩りに行く前、山の神に祈っているときの様子。
この辺はサカキが生えていないので代わりにユキツバキの葉を供えてました。
結局この日は熊を発見できたものの仕留める事はできませんでしたが、それでも凄くわくわくさせられる一日でした。
ああ、マタギの皆様に借金がたまってゆく・・・
ここしばらくはずっとサボりがちだったんですが、またちゃんと書いていこうかなーと思いはじめまして。
いつまで続くかわかりませんが続けられるうちは続けようかと。
というわけでこの春観察した山野草のスケッチ。
植物はあまり知らないので勉強中です。
実際に自分で描いてみるとちょっとは印象に残りますね。
小国で観察したものもあれば新潟で見たものも混じってます。
←ユキワリソウ(オオミスミソウ)
白、水色、ピンク、紫と花の色は本当にさまざまで、一株に2色の花がついてるものもあった。
花びらに見える部分て花弁じゃなくてがくなんですね。
花言葉「内証」
山菜としても食べられる花。ソバナと呼ぶ人もいます。
おひたしや冷汁にするとしゃきしゃきしてうまいです。
花が一つしか開いてない若いものが食べごろなんだそうで。
花言葉「可愛い一輪」
ニリンソウにも似るけどこちらは食べられない。
杉林の下とかでよく咲いてるのを見かけます。
花言葉「追憶」
小さい花がもやしみたいにひょろひょろと咲いてました。
地味なりに味のある花です。
漢方薬の一種だそうで。
花言葉「変身」